日経ビジネス「webDIGNIO」で加藤嘉一のインタビュー記事がアップされました。
今回のテーマはランニングです。
是非ご覧ください。
加藤嘉一が以前、中国の英字新聞「CHINA DAILY」から受けた、
日中関係に関するビデオインタビューです。
Youtubeより転載いたします。
本日2月4日、扶桑社より発刊されました、
「チャイナビジネスはこの人達に聞け!
中国進出 最強のプロフェッショナル50人」
が発売となりました。
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内容紹介
資金、コネ、実績がなくても中国ビジネスは“今から”成功できる!
今や「世界の工場」から、「世界のマーケット」に変貌し、一大消費の中心地となった中国。
日本はもちろん世界中の企業が進出するなか、資金やコネ、実績のない中小企業は
これからどうやって中国市場に挑むべきかーーそのノウハウを伝授したい。
本書では、今もっとも中国ビジネスに精通する「プロフェッショナル50人」からの金言を集積!
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p.132 「スペシャルインタビュー」 にて加藤嘉一のインタビューが掲載されております。
書店でお見かけの際は是非お手に取っていただければ幸いです。
皆さんこんにちは。
本日2月3日は旧正月における大晦日にあたり、春節が一年で最大の祝日である
中国国内はお正月ムードで盛り上がっています。
僕自身は、今広東省の深セン、東莞市付近にいます。
コメンテーターを務める香港フェニックステレビにて春節特別番組に出演するためです。
1月29日ー2月4日まで、ほぼ毎日越境して、香港に行ってます。
広東省、香港は気温も10-18度くらいで、過ごしやすいです。
毎朝湖の周りを走っています。
中国に来てからというもの、日本がお正月のときは中国が通常業務で、中国がお正月のときは
日本が通常業務なので、ここ7年間、ほとんど休みというものをとっていません。
心身の健康、持続可能な発展という視点に立てば、どこかのタイミングで1ヶ月ー3ヶ月くらい、
休むのがいいのかな、なんて少しだけ頭を悩ませるこの頃です。
2月4日、北京時間夜22-24時には、こちらもコメンテーターを務める中央電子台(CCTV)の
お正月特別番組で、日本にいる華僑がどのように春節を送っているかを生中継します。
CCTVの記者が横浜中華街から中継リポート、僕は北京のスタジオで解説員として、
キャスターと共演します。プロデューサーの予測では、少なくとも5000万人、
普通にいって1億人は見るだろうということなので、しっかりミッションをこなしたいと思います。
中国には「春運(チュンユン」という言葉があります。
僕なりに違訳してしまえば、
「春節期間中の帰省ラッシュ・民族大移動」のことです。
中国国民の「回家」(実家に帰ること)はすさまじいです。
実家・故郷への執着心というか、
アイデンティティーが根強く、特に激動の発展を遂げ、社会の様々な矛盾やひずみのなかを
生き抜く都市民たちは、相当なストレスとプレッシャーのなかで戦っており、一年に一度の帰省が
唯一のリラックスになっているように見えます。
帰省というのは本来楽しく、るんるん気分で時間と空間をエンジョイするものだと思いますが、
そこは中国、簡単に物事は進みません。
なんと、のべ28億人が飛行機で、長距離列車で、バスで大移動します。
駅は大混乱で、政府機関の鉄道部は毎年、治安の管理や、切符の手配などで
パニック状態に陥るんです。
多くの移動者たちが、切符の手配に苦しんでいます。
春節前に町中に設置されている長距離列車の切符売り場は大行列で、5時間並んだ結果
手に入らなかった、なんていう状況は日常茶飯事です。
それでも、中国の形は帰省のチャンスを気合でもぎ取るんです。
ダフ屋というチャネルを使うのは有効な方法だし、多少高値で売られても、
「家に帰れるんなら通常価格の10倍払ってもいい!」くらいに考えるのが一般的なんです。
僕は思うんです。時代が21世紀に突入して早10年。
激動の時代を生きる中国人にとって、一年に一度の「回家」だけが、少しだけ安らかな時間帯で、
都市民や農村からの出稼ぎ労働者(農民工)を含め、精神的支柱、オーバーに表現すれば、
一種の価値観・信仰になっている気がしてなりません。
2011年2月2日 中国広東省東莞市にて